ちびっ子ライターが見つけた小さな海の生き物たち

みなさん、こんにちは。1年間を24分割した暦として知られる、二十四節気。1月20日から、その24番目にあたる「大寒」という、一年で一番寒いと言われる時期に入りました。

西海大崎漁協スタッフの中澤さんによると
今の時期は定置網漁でスズキやマメアジ、ヒラメ、イカ、そして一本釣りではブリやヒラス、サワラが釣れるそうです。
西海大崎漁協としては、冬場の美味しい魚を皆さんに食べていただきたい!と思うところですが、昨年に比べ売上が2〜3割落ち込み、緊急事態宣言発令の影響が少なからず出ているように感じています。

ところで、今回はなんと、小学校1年生のちびっ子ライターと一緒に西海大崎漁協の魅力をお伝えします!どんな発見をしてくれるでしょうか!

ちびっ子ライター目線で見つけた水槽の世界!

西海大崎漁協を訪れたちびっ子ライターが、早々と「ウニ見つけた!」と一言。

スタッフの中澤さんに「ウニも養殖されているんですね〜」と話しながら、水槽の中を覗き込むと、それはそれは、小さくて可愛いウニが、ちびっ子目線でなければ気づかない位置に居ました。

「実は意図的に養殖しているわけではないんですよ」と中澤さん。
漁をした際に偶然紛れ込んだ稚魚たちが、勝手に水槽で成長しているとか。


他にも「ヒオウギ貝が今はいるよ!」と見せてくれました。

ご覧ください!ちびっ子ライターの手のひらサイズ、とっても小さく可愛らしい、ヒオウギ貝の赤ちゃんです。

以前、水槽内が小さなゴミでいっぱいになっていたそうで、原因を調べたところ、それは小さなゴミではなくて、伊勢海老の稚魚だったそうです!

ちょうど産卵期だったので、水槽の中が産まれたての伊勢海老の稚魚でいっぱいになったそうです!
その伊勢海老の稚魚たちは、養殖で大きく成長したのかと思いきや…
水槽は常に外の海と循環されており、自然に海へ帰っていったそうです。
もしかすると、市場にいる伊勢海老はここで産まれた子たちがいるかもしれませんね!

他には、側溝にイソギンチャクも居ました。

思わぬ来客で賑わっている西海大崎漁協の水槽や側溝でした。

生簀にはどんな魚がいるの?

外に出たついでにと、生簀にいる魚も見せていただきました。

シマアジに真鯛、ハマチとたくさんの魚たちです。

シマアジ
マダイ
ハマチ


「今の時期のオススメは?」と、中澤さんにお伺いしたところ
「オススメはやっぱり、シマアジですね。脂が乗っていてとても美味しいよ」とのことでした。

西海大崎漁協では、生簀にいる魚をその場でさばいていただけるとのこと!

新鮮な魚を食べたいけれど、捌くのがやはり出来ない…苦手…と言われる方も助かりますね!

以前の記事に詳しく書いてますので、こちらからご覧ください。

他にも、今が旬であるアワビが水槽にたくさんいました。

アワビは2月いっぱいが旬との事。

ジワジワ〜と流行っているキャンプなどで贅沢にアワビや旬の魚たちを使ったバーベキューなどを楽しむのもいかかですか?

最後に、イカや大きなヒラメがいると言うことで、見せていただきました!

すると、ちびっ子ライターが

「ヒラメとカレイの見分け方を知っているよ!
左ヒラメで右カレイだよ」と

思わぬ豆知識を教えてくれました!
そうです!目を上にした時に左側にあるのが「ヒラメ」で右側にあるのがカレイです。

たくさんの魚を実際に見せていただき、そしてたくさんの発見をしたちびっ子ライターさん。

「上手く質問は出来なかった」と悔しがってましたが、今日学んだ知識をノートいっぱいに書いてました!

今回は、ちびっ子ライターのご協力により、違った目線から西海大崎漁協の魅力を発信できました!

いつもと違う物の見方や目線って、日常の中にも新しい世界を発見させてくれますね!