今年度もありがとうございました!

こんにちは、西彼町漁協です。いつも西海おさかなブログをご覧くださり、ありがとうございます!あちこちで満開の菜の花や、咲き始めた桜を見ると春の訪れを感じますね。

今回が今年度最後のブログということで、西彼町漁協が挑戦している三倍体カキの取り組みや、宮崎県でのカキの即売会、西彼町漁協職員馬場さんの思いをご紹介します。

やってみないとわからない〜三倍体カキの導入〜

大村湾で獲れる魚種はいろいろありますが、全体的に漁獲量が減っている現状に頭を悩ませています。「この状況をどうにかせんば!」と、日々いろいろな取り組みに挑戦している西彼町漁協では、新たな試みとして三倍体マガキを導入しました。

4月に漁師さん向けの説明会、11月に三倍体マガキの種を配布して海へ。

翌年1月には、カゴに入れた三倍体マガキを海に入れてから2ヶ月ちょっとが経ち、5cm成長していました。

次のシーズン、この三倍体のカキを出荷できるかどうか、これからの成長が楽しみです!

感謝!カキの即売会、無事に終了しました!

前回の記事でご紹介した宮崎県のJAで行われたカキの直売会は、おかげさまで大盛況のうちに終了しました。1月から3月まで5回の開催に合わせて、西彼町漁協が宮崎県の会場まで直行して新鮮なカキをお届けできました。

大雪による悪天候で移動が大変なときもありましたが、お客様たちが新鮮なカキを目当てに会場へ足を運んでくださり、笑顔で喜ばれる様子を励みに、完走することができました!どうもありがとうございました!

嬉しいことに、来年度には宮崎市内の新しい直売所にも来て下さいとお声かけいただきました。販売会場が増える予定ですので、また宮崎へおいしいカキをお届けできることを楽しみにしています!

魚に興味を持ってほしいです

みなさん、どれぐらいの頻度でお魚を食べていますか?じつは、年を追うごとに魚の消費量が減っています。水産庁のデータによると、2001年(40.2kg/人年)をピークに下降を続けて2023年(22kg/人年)には過去最低となりました。

どうやったらもっと魚を食べてもらえるだろうか?と、日頃からいろいろな考えを巡らせている西彼町漁協職員の馬場さんは、

「子どもが好きな魚は、マグロとサーモン。スーパーやお寿司のチェーン店に行けばあるけど、マグロもサーモンも長崎県では獲れない魚なんですよ。おいしい魚は他にもたくさんあります。せっかくなので、小さいお子さんたちにも実際に魚を見る機会を増やして、まずは興味を持ってくれたらいいなと思います」と話してくれました。

さいごに

今年度最後の西海おさかなブログ、いかがでしたでしょうか。ブログを見てくださるみなさんのおかげで、こうやって西海市内の4漁協から、西海市のお魚や漁協の様子をお届けできました。どうもありがとうございました。

これまでも、これからも、みなさんにおいしいお魚を食べていただけるようにがんばりますので、どうぞみなさんもお魚をたくさん食べてくださいね!