12月21日解禁!アワビの販売が始まります!

みなさん、こんにちは!西海大崎漁協です。
早いもので気がつけばもう12月半ば・・・
年末に向けて慌ただしくなってきました。
お正月も目前!ということで
本日は西海大崎漁協で獲れるアワビについてご紹介します!

来年のお正月に高級食材のアワビはいかが?

左:黒アワビ、右:赤アワビのイメージです。

アワビは、お正月やお祝い事など特別な時に食べられる食材として
広く知られています。
ここ西海大崎漁協でも毎年、年末年始にかけて販売をしていますよ!
一般の方への販売はもちろん、業者さんに出荷したり、ふるさと納税にも出品しています。

アワビを頂くために大切なこと

西海大崎漁協には、アワビの資源管理をする『黒潮会』という会があり、藻場の育成、稚貝放流などを行っています。

藻場の育成
近年、磯焼けで魚介類が獲れなくなってきています。
(*磯焼けとは、海岸に生えているいろいろな海藻が減少して不毛の状態になること)
海藻は大事!海藻がないとアワビやサザエなどの生物が育たないのです。
そのため、海藻を食べてしまうウニやガンガゼなどの駆除をしています。

稚貝放流】
また、毎年3月には2cm〜2.5cmくらいの大きさの稚貝を55,000匹放流しています。
海にばら撒くとフグやベラ、ヒトデやタコの餌になってしまうため、『黒潮会』のメンバーがそれぞれ海の底にある岩場まで潜って置きます。

以前は、2t〜3tほど獲れていたアワビですが、近年の漁獲量は1.5tほどに減少していて、藻場育成や稚貝放流などの対策を行っているものの、なかなか育っていないのが現状です。

獲れる期間は?

アワビの漁解禁は12月21日〜翌年10月末までですが、1月上旬に行われる『学習会』で今年獲れる量が決まります。
解禁日から『学習会』までに獲れた量を元に、今後獲れる量を予想し、その予想される量の半分の量を獲ることができるというシステムになっています。
そのため、獲れる量次第では早めに漁、販売が終了することもあります。

じつは『黒潮会』のメンバーでないと、漁協の組合員でも素潜りでアワビを獲ることはできません。(※浮泳ぎや腰まで浸かって獲ることは可能)

10.5mm以下は獲りません

長崎県漁業調整規則により10cm以下は獲ってはいけないとなっており、2020年から『黒潮会』では10.5cm以下は獲ってはいけないと決定しました。


専用のゲージを使って10.5cm以下とそれ以上の物を振り分けます。
10.5cm以下のものは禁漁区を設けてそこに放流し、育つのを待ちます。

収穫したアワビは、専用の尖った道具を使って貝の外側についたフジツボなどを削ってきれいにして販売します。



気になるお値段は?

じつは、今年の価格はまだ決まっていません。
12月18日に行われる『値決め』で今年の販売価格が決まります。
ちなみに昨年は小売価格7500円/kgでした。
価格は毎年変わるので、要注目です!

アワビには赤アワビ、黒アワビがありますが、西海大崎漁協で販売されるのは黒アワビです。

年末にかけて買いに来られる方が多くいらっしゃいます。
アワビに関しては漁獲量次第のため予約取置きができないため、お電話で確認をされてからお越しいただくことをおすすめしています。

美味しい食べ方

アワビと言ったら鉢盛りに入っているお刺身をイメージしますが、西海大崎漁協販売担当の中澤さんにお聞きしたところ、『バター焼き』、『酒蒸し』が断然おすすめだそうです!
刺身としては固い歯応えの黒アワビですが、熱を加えると柔らかくなりとっても美味しいそうです。

12月31日の大安売り!

養殖のブリ、ヒラス、シマアジ、タイをご用意してお待ちしています!
1本のままでも、3枚にさばくこともできますよ!
例年7時くらいからお昼頃までの営業となりますが、コロナウイルスの影響等で営業時間を短縮する場合がありますので、お越しの際はお電話で確認いただくことをおすすめします。

いつもよりお買い得なお値段でご購入いただけますので、ぜひお越しください!
売り切れ御免の場合もありますので、あらかじめご了承ください。

営業日】
年内は、31日まで。
年明けは、3日より営業いたします。

【お問い合わせ】
西海大崎漁業協同組合事務所
TEL:(0959)-34-2039