西海大崎・おいしい商品開発進行中!
みなさんこんにちは!西海大崎漁協です!
西彼町漁協の『うず潮カキ』、大瀬戸町漁協の『ゑべす蛸』に引き続き、西海大崎漁協でも加工品の開発が進んでいます。
この加工品開発のプロジェクトは、西海市水産振興協議会が主体となり、西海市内にある4つの漁協がそれぞれ何か商品を作ることを目標に取り組んでいます。
ここ西海大崎漁協も地域商社の西海クリエイティブカンパニーの面々と一丸となって進めています。
使う食材は春に獲れたイセエビ
7月頃にスタートしたこのプロジェクト。
まずは加工品を何にするか、課題を見つけたり、調査等を開始。
まず着目したのは、秋に開催されている『崎戸イセエビ祭り』は定着してきたものの、春に開催されている『崎戸春エビ祭り』はまだまだ認知度は低いということ。
イセエビは贈答用で購入されることが多いため、贈り物やお正月を控えた秋に獲れたイセエビの購入は多いのですが、春の需要は少ないようです。
ちなみにイセエビの漁の時期はこちら
年々漁獲量は減ってきているものの、
漁獲量は春が断然多いということを、是非みなさんに知っていただきたい!
ということで、春に獲れたイセエビを使って何か作れないだろうか?!
西海大崎漁協の加工品開発が始まりました!
ここで突然ですが!
イセエビ豆知識
オスとメスの見分け方知ってますか?
①イセエビの1番尻尾側の足を見ると、
●オスは、真っ直ぐ
●メスは、先端がハサミの様に分かれてる(卵のお世話をするため)
②お腹にあるひれを見ると、
●オスは、ひれが小さい
●メスは、ひれが大きい(卵を抱えるため)
そして、イセエビはオスとメスを一緒に入れてしまうと喧嘩して死んでしまうことがあるので、一緒に入れないようにしているそうです。
イセエビをどうする?
誰もが刺身で食べるのが1番おいしいと思っているイセエビをどう加工品にしようか。
ボイルしたものを真空パックしたものを販売するというのも一つの案でしたが、もっと何かできることはないだろうか?
その時、西海大崎漁協販売担当の中澤さんがふと思い出したのは、近所のお寿司屋さんで何気なく話した
「ケーキみたいなお寿司があったらいいよね」
イセエビ×ケーキ×お寿司
箱詰めされたところから想像すると、バッテラのような棒寿司が思い浮かんだのですが、みなさんどんなものを想像されますか?
じつは、中澤さんの頭の中に浮かんでいたものは、お花が散りばめられた『映えるケーキ寿司』。
とは言っても、イセエビとケーキとお寿司。
どうやって形にしたらいいものか。
開発担当の方と試行錯誤の日々が続きました。
そして、ついに!
試作品第一弾、完成!
試作品を作る現場にお邪魔してきました!
その様子をちょっとだけご紹介します。
ボイルしたイセエビを筆頭に、イセエビの味噌、殻と殻についた身をペースト状にしたもの、エディブルフラワー(食べられる花)等々が並びます。
続いて出てきたのがこちら!
んん?!ホールケーキの型!
棒寿司しか想像できていなかったところに丸い型枠が出てきました。
ここからどんなケーキ寿司が作られるのか、ワクワクが止まりません!!
続いて、炊き立てのご飯の登場です!
ご飯の湯気がたまりません!
ご飯に赤酢、身と味噌を混ぜ合わせ物を混ぜて型に詰め込み、こちらの丸ごと1匹をカットしたイセエビを上に乗せるそうです。
さて、どんなケーキ寿司が完成したのでしょうか!
次回は試食会の様子をお伝えします!
参加されるみなさんの反応はいかに?!とても楽しみです!