元気でおちゃめ!夏休みインターン高校生!

皆さんこんにちは! 大瀬戸町漁協では、地元の高校生の職業体験(インターン)を受け入れています。

夏休みのこの時期、元気な高校生が漁協職員とともに漁港で働いています!

釣り好き高校生がやってきた!

漁港に帰ってきた漁船、港で水揚げの準備をする漁協職員とインターンの山本さん
ここだけ部活の一幕のようなたたずまい……!

ベテランの職員に混じって漁港で船待ちをしていたのは、山本匠瑛(やまもと・しょうえい)さん。長崎県立西彼杵高等学校の2年生です。

高校サッカー部のキャプテンで、好きなことは体を動かすことだそうです♪

釣り好きから漁協を選んだという山本さん。ずっと笑顔で、やる気にあふれているようです! 仕事前に意気込みを聞くと「活タコを触ったことがなくて、初めて触れるので楽しみです」とのことでした。

最初の仕事は、タコの水かけ

山本さんの最初の仕事は、タコの水かけ。

タコを冷凍する際に乾燥してしまうのを防ぐ目的で、表面を薄い氷の膜でコーティングするために一度タコに水をかけます。

タコの入った箱にホースで水をいれている漁協職員
タコの箱に水を入れます。

水かけ作業のために蓋をあけておいたタコのタワーです。箱に水を満たします。

水を張ったタコの箱が積みあがっている様子

この水を、上の箱から下の箱へ、ジャージャーと流していきます。こうすることで、効率的かつまんべんなくタコに水をかけられるのですね。

先輩職員から作業のやり方を教わり、レッツトライ!

タコの箱のから水を出して別の箱に掛けている様子

この光景、カップ焼きそばの湯切りにも似ていますが、タコだけで1箱5キロあります。水いっぱいになるとなかなか重たそう。

ですが、そこはさすがに常日頃からサッカー部で鍛えているだけあって「余裕です!」と笑顔♪ 先輩職員と二人でガンガン水をかけていきます。

梱包もやります!

水かけが終わったものは蓋をしてガムテープで梱包します。

タコの箱の梱包を行う作業

すぐにコツをつかんだようで、こちらは一番きれいにできた箱と記念に一枚。確かに、テープのしわが少ない!!

テープを貼った箱と、ちょっと得意げな山本さんのポーズ
カメラを向けると即ポーズを取ってくれる、明るいキャラクターの山本さん

このあと、水かけをしたタコは大きさやカットの有無、用途別に仕分けして冷凍庫にしまいます。

とうとう念願の生タコ!

「イカ釣りはよくしているけど、タコは触ったことがないです」と、山本さん。一番の楽しみだった”生のタコを触る機会”はすぐにやってきました!

タコ漁船が帰港し、タコの水揚げ作業が始まりました。

タコを船から水槽に入れて移す作業です。逃げ出そうとするタコを捕まえて……、

タコをつかみ上げた山本さん
この笑顔! いいですね~

タコに絡みつかれて歓声(?)を上げる山本さん。

「めっちゃくっついてくる~!」と、腕からなかなか剥がれないタコを先輩職員に剥がしてもらい、楽しそう♪ 「イカとは吸盤が全然違いました」とのこと。

生け簀の清掃!

生け簀を掃除している様子

漁船が帰ってくる前の時間は水槽の清掃をします。

漁協では、水槽に生えた藻や底にたまったどろを定期的に掃除します。夏場は藻が生えやすく掃除の頻度が高くなります。

生け簀の中に入って泥をかきだす山本さん
泥をかきだします。

夏のシーズンは朝のイサキ漁船の荷受けに始まり、タコの加工、お昼あたりからはタコの水揚げ、魚の水揚げ、出荷準備に清掃に、いろいろな作業があります。

漁協の仕事の感想は「楽しいです!」と元気に答えてくれました。

大瀬戸町漁協の桟橋、山本さん、青い海

今日も暑く、そして忙しくなりそうですね! 残りの仕事も元気にがんばってください!

ピースをする山本さん