ようこそ、西彼北小5年生のみなさん!〜稚ナマコの放流体験〜

こんにちは、西彼町漁協です。梅雨が明けていよいよ夏本番ですね!

夏休み直前の7月18日(木)西海市立西彼北小学校5年生(37名)のみなさんが稚ナマコの放流体験をするため西彼町漁協にやってきました!

この放流体験は「海と日本PROJECT」の一環として行われたものです。

ナマコについてお話しました

はじめに西彼町漁協の川添組合長から「漁業は自然とのたたかいです。地球温暖化などの心配もありますが、これからみなさんも自然を守っていくために、海や自然のことを学んで理解を深めてください」とお話がありました。

ナマコの生態について、まだ十分わかっていないことがある、生まれたばかりのナマコは2〜3年ぐらいで食べられる大きさに成長する、青、赤、黒の3タイプのナマコがあるなど、5 年生のみなさんは興味を持ってお話を聞いていました。

「実際にナマコを見たことがありますか?」の質問に、たくさんの子どもたちが手を挙げましたが、「ナマコを食べたことがありますか?」と聞かれると手を挙げたのは4〜5名だけでした。まだまだのびしろがありそうです。

グループに分かれて放流体験

5年生のみなさんは8グループに分かれて、稚ナマコとふれあいました。

小さい洗面器に入った稚ナマコを観察して「小さいです。やわらかい。超プニプニしていて、スライムみたい。触ったらナマコが縮む」など、感想を話していました。

それから順番に岸壁から稚ナマコの放流をしました。今回準備した15,000匹の稚ナマコを小さいバケツや洗面器に分け入れて、一列にならんで「いっせーの!」と、かけ声に合わせて海へ。この日放たれた稚ナマコたちは、数年後大きく成長して子どもたちの元へ届くでしょうか。

放流体験が終わって

西彼町漁協の馬場さんは「人間は暑いとき、寒いときはエアコンなどで温度調整ができますが、海の中はそうはいきません。水温が上がると魚は涼しいところに行くし、その逆もあります。海水温の違いで獲れる魚の種類が変わってきています。海の環境を守るために、ゴミを出さない、捨てない」と、子どもたちに話しました。

子どもたちから「ナマコの卵はどこからとれるのですか?」「ナマコは何を食べてるのですか?」と質問がありました。

「ナマコにはオスとメスがあります。放出されたナマコの精子と卵が水中で受精して親とは全く異なる形のプランクトン幼生が誕生し、稚ナマコに育ちます」

「ナマコは海底表面の砂や泥を食べて、その中にいるプランクトンなどを栄養にしています。腸の中には泥が溜まっているので、ナマコを食べる前には2、3日はかごに入れて泥出しをします」と馬場さんがわかりやすく答えました。

今回の放流体験では、「楽しかった!ナマコがかわいい!」など5年生のみなさんの感想を聞くことができました。

こういった体験を通して、身近な海の環境や漁業について関心を持っていただけたらうれしいです。ぜひ、大村湾のナマコを食べてほしいなと思います。

西彼北小学校5年生のみなさん、どうもありがとうございました!