今年もアラカブ放流しました
みなさんこんにちは、瀬川漁協です。
暑かった今年の夏もいよいよ終盤。朝夕は少しずつ涼しくなってきました。そうなると、子供達の夏休みも残りわずか。みんな毎日遊んでいるようですが、宿題は間に合うのでしょうか?ちょっと心配になります。
さて、今年も毎年恒例になってきた「アラカブの稚魚放流」を6月下旬に行いました。
当日は、あいにくの天気でしたが、子供達もとても楽しんでいましたので、その様子をお届けします。
あいにくの空模様でしたが
今年も西海東小学校の5年生、23人にアラカブの稚魚放流をお願いしました。
用意した稚魚は体長6〜7センチで、その数は35000匹。今年も船でポイントまで運んで放流します。小雨が降る中でしたが、4班に分かれて早速スタートです。
救命胴衣は必須です。
みんな乗り込んで準備完了。
いざ、出航。
ポイント到着。さっそく放流開始です。
子供たちの手際が良いのか、どんどん放流されていきます。
次の班と交代ですが、みんな名残惜しそうです。
どんどん放流が進んでいき、あっという間に最後の班です。
先生も楽しそうですね。
少々天気が悪くても、仲間たちと過ごす楽しい時間はすぐに過ぎ去ってしまうものです。みなさんおつかれさまでした。
海と日本プロジェクト
このブログでも何度か登場していますが、今回の稚魚放流も「海と日本プロジェクト」の一環です。
「海と日本プロジェクト」は、日本財団が主導する全国規模の活動で、海の環境保全や海洋文化の継承を目的としています。子どもから大人まで幅広い世代に対し、海の重要性やその魅力を伝えるため、教育やイベントを通じた啓発活動を展開しています。
具体的には、ビーチクリーン活動や海洋教育プログラムの提供、海にまつわる地域の伝統や文化の発信などを行い、持続可能な社会の実現を目指しています。
さいごに
今年も無事に恒例の稚魚放流を行うことができました。今回放流したアラカブは、6〜7年後には刺身で食べられるサイズにまで成長します。逆に言えば、6〜7年もかかるという事なので、このような活動を毎年続けていく事で、西海の海の資源確保につながればと思っています。