中澤さん流 男飯「ブリ大根」レシピ教えちゃいます!

みなさん、こんにちは。西海大崎漁協です。
今年の冬は暖かい日が続いたり、急に寒くなったりと寒暖の差が激しいですね。
気候の変動も関係しているのか、西海大崎の漁場でも魚の漁獲量や獲れる魚種などいつもと様子が違うようです。

季節はずれの魚が獲れています

漁師さんが持ってきてくれた釣りたてのサワラ

1月といえば、ブリ、トラフグ、レンコダイやヒラメなどが獲れているのですが、今年はほとんど獲れていません。今は、夏の魚のスズキ、春の魚のサワラ、アジ(マメアジ)、クロなどが獲れているという状況です。
ちなみにクロはこの辺りでは寒グロと言って今が一番美味しいそうです!

漁師さんとの情報共有の時間

漁獲量は減っていますが、漁師さんたちは日々海に出て魚を獲りに行き、獲れた魚を西海大崎漁協へ持ってきてくれます。
その際に「今日はこんな魚が獲れた」「どんな仕掛けを使ったのか」「この場所では上げ潮、下げ潮の方がいい」「こっちの方向から風が吹く時はこの場所がいい」など世間話をして、海や漁に関する情報を共有しています。

西海大崎漁協職員の中澤さんは、こういう情報共有をしている時が一番楽しいそうで、漁師さんの話を聞いて休みの日などに釣りに行った時に「次はこの仕掛けを使ってみようか」とか、「この時間にこの場所に行ってみようか」など考えたりするそうです。

【レシピ紹介】中澤さん流 男飯!

さて、ここで。釣りもできて料理もできる中澤さん直伝!
この冬にぴったりの「ブリ大根」のレシピをご紹介します。

今回使用した分量:ブリのあら2パック分・大根 半分・里芋 お好みの量

【材料】※分量は魚、水の量に応じて味見をしながら調整してみてください。
・ブリのあら(今回はスーパーで購入したもの)
・大根
・里芋(今回は冷凍のものを使用)
・水
・砂糖
・刺身醤油
・濃口醤油

[下準備]
・大根は皮をむいて厚さ1.5〜2cmの輪切りにして、下茹でしておく。
 (下茹でしておくことで味が早くよく染みます)
・魚の霜降り(お湯をかけて臭みをとる)

②の砂糖水に材料を入れたところ

①鍋に水と魚を入れて煮る。
 沸騰したら、砂糖を入れてちょっと甘いくらいではなく、
 甘すぎると思うくらいまで砂糖を入れる。
②砂糖水の中に大根、里芋を入れて10〜20分煮る。
③刺身醤油、濃口醤油を入れて20〜30分くらい煮る。
④冷めたらまた温める。1〜2回繰り返す。(冷める時に味が染み込むため)
⑤最後に生姜を入れる(生姜チューブでもOK)。
 最初に細かく切った生姜を入れて煮てもOK。1日置いたら食べごろです。

今回は刺身醤油(約150ml)、濃口醤油(約50ml)使用

食べる前に温める時にもう一度刺身醤油を軽くかけるとコクと照りが出てなおよし!

『ぶり大根』作ってみました!

砂糖水で煮ることで甘味が染み込み、最初から甘みがある刺身醤油で味付けをすることでコクと照りが出て、生姜のかおりがふわっと香り、臭みがない美味しすぎるぶり大根ができました!
さらに中澤さんイチオシの里芋も入れてみましたよ!
味が染み込んだ里芋はとろっととろけて美味さ爆発でした。

煮汁も残しません!
残った煮汁にお湯を足してスープとして飲んだり、そうめんやうどんと一緒に食べるのが最高に美味しい。ということでうどんを入れて食べてみました!

魚の臭みもなく旨みが出た煮汁とうどんが最高に美味しかったです。
冬のお魚を美味しくいただきました!みなさんもぜひお試しくださいね♪

今週土曜日は西海市土曜朝市開催!

1月27日(土)に開催される朝市は、『新春 お魚祭り』。
8:50〜お魚ガチャ整理券配布(一家族2名様まで)
9:00〜お魚販売
9:30〜お魚ガチャ開始

年明け初めての朝市!
各漁協、新鮮な魚介類を準備して、みなさんのご来場を心よりお待ちしております。