味覚の秋がやってきた♪秋の魚の水揚げだ!
皆さんこんにちは! 大瀬戸町漁協の港でも風が涼しく感じられるようになりました。もう秋ですね。
風だけでなく、揚がる魚も秋の魚に移ってきています。今回は、絶品の秋の味覚を紹介しましょう♪
きれいなイトヨリは和風にも洋風にも!
さてこちらは西海市土曜朝市でも大人気のイトヨリです。煮物にあんかけ、揚げ物や洋風調理にも最適ですよ!
夕方になると大瀬戸町漁協はイトヨリの水揚げで大忙し。ひっきりなしに船が帰着します。
大きいですね~!! 20㎝越えの大物がガンガン揚がっています。漁協のあっちこっちで箱詰め作業です。
延縄漁で釣られたキズの少ないイトヨリ。箱詰め作業は、一匹一匹人の手で・手早く・ていねいに、行われています。
漁師さんと漁協職員の手で選別しながら発泡スチロールの箱に並べ、パーチと呼ばれる透明な保護シートをかぶせます。
パーチの上から十分な量の氷を入れてすぐに冷やします。
料理店で使われる上物ですよ♪
アカアマダイ、シロアマダイ
こちらは高級魚のアマダイ。30㎝はあろうかという大物です。
身に甘みが感じられることから「甘鯛(アマダイ)」というそうです。
焼き物、揚げ物、酒蒸しや味噌漬けにも合う、淡白ながらに甘みと味わいのある魚です。うろこをつけたまま焼く若狭焼きが有名ですね。
アマダイには種類があり、その色で見分けられます。
こちらが赤い、アカアマダイ。
そしてこちらが白い、シロアマダイです。
シロアマダイの方が旨味があって味が良いとされています。
この他黄色いキアマダイもいます。
鍋の王様、クエのシーズンがスタート
例年なら10月半ばごろから始まるクエ漁ですが、今年は9月末からの早めのシーズンインです。クエは、ものすごい旨味と滋味深い出汁を秘めているまさに鍋の王様。
この日は20kg台の大物が揚がりました! 長生きのクエはその大きさも様々で、大きいものは30kgを超えます。
クエは水揚げ後、すぐに生け簀に入れられます。
これから鍋が恋しくなる冬にかけて、大漁を願っています!
飲食店でも人気!オオモンハタ
20~30㎝になる、網目模様の美しいオオモンハタ。全国的にメジャーな魚種ではないものの、大瀬戸町漁協でよく揚がっている、高級魚に分類される魚です。
刺身がおいしく、味噌汁や煮付けにしてもよく合います。
季節の味を楽しみましょう♪
暑い夏が終わり、台風の季節も過ぎて気持ちの良い秋です。秋に獲れるおいしい魚を食べて、味覚で移り行く季節を感じてみましょう♪