旬のお魚「モチウオ」綺麗にさばく裏技を教えてもらいました!
みなさん、こんにちは。
西彼町漁協は今年も無事にナマコの放流が終わりました!
放流された今年のナマコが美味しくいただけるのは、2年後の冬なんですよ。
ご存知でしたか?
西彼町漁協で取り組まれているナマコ放流の様子は、こちらからご覧ください。
夏場はお魚が獲れない西彼町漁協ですが、全然獲れないわけではないんですよ。
今回は、隣接している 【西彼町漁協直売所 おさかな処】にお邪魔し、旬のお魚やそのお魚の美味しい食べ方についてお伺いしてきました。
獲れたてお魚がズラッと並びます!
取材にお邪魔した日も、あらかぶや鯛、そしてバリやコノシロなどが並んでいました。
その中に、今が旬の「モチウオ」が販売されているのを見つけました。
モチウオってどんなお魚?
モチウオやイボダイと呼ばれる、このお魚。
名前の由来は、エラの上の黒くなっている部分、この斑文がイボのように見えるので名付けられました。
旬は夏から秋にかけて!
そう今が旬のモチウオは、白身で身が柔らかく、我が家ではよく、塩焼きや煮付けにしていただく魚です。
旬の魚は刺身が美味しい
モチウオも刺身でいただくのが、美味しい!と聞いたことがあって、一度調理してみましたが、モチウオの特徴でもある「身が柔らかい」ために、切ってもぐにゃぐにゃ。盛り付けようにもぐちゃぐちゃ…
たしかに美味しいかもしれないけど、その出来上がりの姿は無残でした。
見た目も美味しくするには、ちょっとした一手間なんです。
一度、見事に失敗したことを西彼町漁協直売所おさかな処、店長の岩本さんに話をすると、実際にご自宅でしている調理方法を教えていただきました!
それは何と「冷凍する!」です。
冷凍することで、身が崩れずに切れて、見た目も美味しい刺身を作ることが出来ると言うことです。
では早速、調理してみます!
手順はこちら。
①うろこを丁寧にとる。
②頭を取り、背中から包丁を入れて中骨を外す。
③反対側も中骨から切り離す(腹がわは残し3枚おろしをする要領。)
④中骨を外す
⑤キッチンペーパーで水気を拭き取る
⑥ここでちょっと一手間!
元の形に戻したものを冷凍する。
⑦冷凍後少し凍ったままで切る。
盛り付けをして完成した、モチウオがこちら!
とっても綺麗に完成しました!
そして「モチウオ」の刺身ってこんなに美味しかったんだ〜! と感激する美味しさ。
適度に脂が乗っていて、癖のないあっさりした刺身です。
冷凍技を知らない頃に私が作った美味しさを、半減させる見た目のぐちゃぐちゃ感も無し!!!!
まさかの冷凍とは!
店長の岩本さんの家では普通に当たり前にされていたこの技。
聞かないと一度冷凍して切るなど思いつかなかったので、安くて美味しい魚の食べ方を知ってとても得した気がしました。
みなさんもぜひ、旬のお魚「モチウオ」を味わってみてください。
西海市西彼町八木原郷2017-3
営業時間 8:00~17:00
定休日 毎週水曜