カツオ船がやって来た

こんにちは、瀬川漁協です。

梅雨入りしましたね。雨が多くなり、田んぼの水の心配がなくなるのは良いのですが、湿度が高くて過ごしにくい日が続いています。湿度が高いと熱中症のリスクも高くなるため、皆さんも十分に注意してください。

さて、今回は5月上旬に瀬川港内に「カツオ船」がやって来た様子をお届けしたいと思います。

カツオ船って何?

皆さんは「カツオ船」をご存知ですか?
「カツオ船」とは、主に遠洋漁業でカツオをとるための船のことです。
一本釣りで次々とカツオを釣り上げる映像を見たことがあるかもしれませんが、あれがまさに「カツオ船」です。
カツオは日本の食文化において非常に重要で、刺身や鰹節など多くの料理に利用されています。

その「カツオ船」がどうして瀬川港内にやって来たのでしょう?

なぜ瀬川港内へ?

一言で言えば、カツオ漁に使うエサを買いに来たのです。
「カツオの一本釣りに使用できるエサなんてあるのか?」と思った方もいるかと思いますが、それが伝統漁法、地曳網漁で獲れる「カタクチイワシ」です。

地曳網漁の様子

地曳網漁の様子や料理法など、何度かご紹介しているあの「カタクチイワシ」を撒き餌として使用し、餌に寄ってきたカツオを一本釣りでどんどん釣り上げていくのです。

カツオ船はどこから来て、どれくらい購入していく?

カツオ船は近くは宮崎県や鹿児島県、遠くは三重県や高知県からやってきます。600〜900kgものカタクチイワシを購入していきます。

カタクチイワシ

バケツ1杯で約6kgになるので、なんと100杯分のカタクチイワシになります。

生け簀にいるカタクチイワシをバケツにすくい入れ、カツオ船へ渡していく作業は大変です!

生け簀から船へ。バケツリレーしてます。

最後に

瀬川港内にカツオ船がやって来るのは、我々の伝統的な漁法と新鮮なカタクチイワシの品質が信頼されている証です。

このような交流を通じて、日本の食文化に貢献できることを嬉しく思います。
これからも皆さんに新鮮で美味しい魚を提供し続けるために、漁協一同頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。
また、漁協の活動や西海市土曜朝市などのイベント情報も随時お知らせしていきますので、ぜひInstagramやFacebook、そして公式LINEの登録をお願いします。

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