豊漁と安全を願って
こんにちは、瀬川漁協です。
先日までは半袖で過ごしていたのに、急に秋冬の気配が強まって来ましたね。寒暖差が大きいので、体調の管理をしっかりとしていきたいものです。
今回は、11月3日に行われた「二十日祭り」についてご紹介します。
年に一度の恒例行事。さて、どんなことが行われているのでしょうか?
「二十日祭り」とは?
まず「二十日祭り」について少しだけご紹介します。
えびす祭りとは、一般的に一年の豊漁と漁の安全を祈願するお祭りです。
瀬川漁協の前に見える小島に「えびすさま」が祀られています。神主さんと網元のみなさんは、小島へそれぞれの船で渡ります。
何と!今回は取材同行の許可をいただき、私も一緒に島へ渡らせてもらうことができました。年に一度のご神事に身も心も引き締まる思いで参加してきました。
いざ上陸
目の前の小島へは、ほんの数分で到着しました。到着後はみんなでご神事の準備に取り掛かります。
神主さんも到着しました。
準備が整い、ご神事が厳かに行われていきます。
網元のみなさんもえびす様へ参拝します。
祠の中のえびす様の表情が、どことなく満足そうに見えます。
ご神事も無事に終わり、港に戻ります。
最後はみんなで餅まき
港には、多くの地元の方々が網元さんの旗の前に集まっています。
これから、それぞれの網元さんが祭りの締めと、ご神事が無事に終わったという報告を兼ねて、紅白餅まきを行います。
今回は「協同網」の餅まきに参加してきました。
どこで餅を拾うか迷っていたら、突然餅まきが始まってしまいました。完全に出遅れてしまったので、お餅はほとんど取れず。無念です。
こんなに取れた人もいたのに。
それでも、いい写真が撮れたので良かったです。
最後に
七福神の一人である「えびすさま」。魚をもたらす神様、家の福を増す神様、台所を守る神様として、漁村における守護神として広く信仰されていました。
今後もずっと、美味しい魚を食べれるよう、漁師の皆さんが安全に漁を行えるよう、毎年えびす様への祈願を続けていきます。