鍋の王様、クエ。その極上の味。

いよいよ寒くなってきたこの季節、大瀬戸町漁協では高級魚のクエが揚がっています。長崎では「あら」とも呼ばれます。

クエは長生きする魚で、40～50年も生きるといいます。海底の岩場に棲み、その何十年の間に栄養豊富な海の恵みを蓄えて大きく成長します。

ハレの日に、とっておきのクエ鍋！

クエは格式の高い料理店で出されることが多く、普段使いのお店ではまず見かけません。

「超絶美味しい」「王様」「もう他の鍋は食えない」と謳われるその味も、なかなか味わう機会がないのが現実です。

しかーーーーし！！！

クエが名産の大瀬戸町漁協は、一般のお客様向けに、冷凍の切り身状態で販売しています。

こちらがクエ鍋セットです。ギフト用の化粧箱入り。もちろん、我が家でのハレの席にもいいですね。

中には、クエの切り身としゃぶしゃぶ用のスライス、説明書きが入っています。

今日は我が家でちょっとしたお祝い料理！　ということで、クエ鍋セットを調理します。

クエ鍋セットについている説明書きに沿って材料を用意。

クエ鍋セットの切り身（解凍してください）、白菜、しめじ、ねぎ、豆腐、季節の野菜など。シンプルなお鍋の材料でいいようです。きのこをもっと入れちゃおうかな～。

調味料は、日本酒にみりん、白だし。とてもシンプルです。

クエはゆっくり解凍して、塩を振ってくさみ抜きをし、さっとお湯に通します。

少し火が入っただけで脂が出てきて、すでにいいにおいがします……。

序盤ですでにこの美味しそうな空気を出してくるクエ！　これが噂の鍋の王様！！　鍋への期待感が異様なほど高まります。

さっと湯通しできたらクエは鍋からいったん上げておきます。

本番用の鍋に水と酒とみりんを入れて沸かし、沸騰したらクエを入れて中火でじっくり煮込みます。

野菜も入れて火が通るまで、クエ出汁の豊潤な香りを楽しみましょう。

クエには独特の風味があり、クエ鍋を煮ていると我が家の台所がなんとなく高級なお寿司屋さんを彷彿とさせる匂いでいっぱいになります。

最後に白だしで味をととのえ、クエ鍋の完成です。

材料も作り方もシンプルで、普通の鍋より簡単に出来上がりました！

そして……この滋味深さ。

脂ののっているクエ、お汁にうまみがあふれ出ています。上質な脂は全然しつこくなく、むしろあっさりとしています。うん、優勝。

クエは身質も極上です。白身の繊維が細かく、プルプルした感じの食感。

皮の部分がゼラチン質になっており、ねちっとした歯ごたえですが、味わいは軽く、するっと食べられます。

出汁のしみた野菜、そして〆の雑炊までさらさらーっといただけ、体に滋養がゆきわたる感じがします。

雑炊もたまらない美味しさですが、餅を入れても超絶美味しいです。

これから、何かと集まりや会席の機会が増える時期ですね。

お鍋セットなら気軽に極上の味を味わえます。

クエ鍋セットは、3～4人前入って定価8000円。大瀬戸町漁協（長崎県西海市大瀬戸町瀬戸福島郷1432-2　TEL:0959-22-0039 / FAX:0959-22-9410）でお買い求めいただけます。

先日西海市で行われた「ぎゅぎゅっと西海」会場では超お買い得価格で販売しました。

また、市外の方は西海市のふるさと納税でクエ鍋セットの返礼品をお選びいただけます。

冷凍なので日持ちも問題なしです。

ご家族・ご親戚と、ご友人と、みんなで食べるごちそうに。

大瀬戸の海の恵み、クエ鍋を、ぜひご自宅でお楽しみください。優勝できること間違いなし！