イトヨリ、アマダイ、いろいろいるよ♪秋の魚の水揚げラッシュ
こんにちは! 大瀬戸町漁協です。もうすっかり涼しくなりました。
上の写真で大きな口を開けているのはホウボウ。大瀬戸町漁協では秋シーズン真っ盛りです!
お昼過ぎになると、朝から漁に出た船が次々と帰港してきます。
イトヨリがきてます!
赤い体に黄色い筋のある、美しい体。延縄漁でとれた釣りもののイトヨリです。
船が大瀬戸町漁協の港に着くと、箱詰め作業が始まります。
船から出したカゴいっぱいのイトヨリを、殺菌海水で洗いながらサイズ別に箱詰めします。
びちびちと跳ねる活きの良さです!
箱詰めされたイトヨリはすぐに氷で冷やします。この時期は、あっという間に箱が積みあがっていきます。
イトヨリは、皮目がきれいで身がふっくらしているので、煮付けや南蛮漬けにすると美しく、そしておいしいですよ!
イトヨリの他にもたくさんの魚が獲れています。
アマダイも!
同じ延縄漁で釣れるのがアマダイ。こちらのアマダイは大きいですね!
漁師さんいわく、「今日はアマ(アマダイ)はアマり釣れんかった~」。漁師ギャグ……!!
アマダイは、塩焼きやムニエルなど、皮の美味しさも味わえる料理がおすすめです♪
シマフグ
こちらはシマフグです。黄色いヒレがかわいいですね。
シマフグの肝臓や卵巣には毒がありますが、身自体には毒がありません。
フグ調理師免許のある調理師さんがしっかり毒部分を除去してくれるので、お店のものは安心しておいしく食べられます。
港は、海からの風で朝晩にだいぶ体感温度が下がってきています。
フグちりが美味しい冬はもうすぐそこですね。
ブリ
ブリは、まだ小さいうちはツバス(2kg以下)、ヤズ(2~4kg)と呼ばれます。5kgを超えるとようやく「ブリ」としてデビュー!
ブリは、寒くなってからの時期に、脂がのってきます。
まだ秋のうちは、あっさりとしたおいしさが楽しめる照り焼きなどがおすすめですよ。
忘れちゃいけない、イサキ!
昼釣りのイサキ漁船も夕方に帰港します。
イサキの秋シーズンもそろそろ終わります。
大瀬戸町漁協では、この頃から冬シーズンの魚に移り変わっていきます。
今年はエルニーニョと言われていますが、どのような冬になるのでしょうか。