2023年のうず潮カキはこれから。

みなさん、こんにちは!
1月5日から仕事始めの西彼町漁協です。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

ここ数年、少しずつシーズン到来が遅れているうず潮カキ。昨年末あたりから少しずつ出荷されるようになりましたが、残念ながらまだじわじわという感じです。

なので、直売所などの店頭でうず潮カキを見かけたあなたは超ラッキー!
是非お手に取って、貴重な旬のうず潮カキをご堪能くださいね!

うず潮カキができるまで

2021年12月のカキ種配布の様子

この時期に収穫されるうず潮カキは、2021年12月に配布されたカキ種が穏やかな大村湾でじっくりと成長したもの。

大村湾は、佐世保湾を介して針尾瀬戸と早岐瀬戸のみで外界と通じている、閉鎖性が強い湾のため、外界と比べると塩分濃度が低く、夏と冬の水温の差が激しいという、環境的な特徴があります。塩分濃度が低いと植物プランクトンが多く発生するので、魚介類に豊富な栄養をもたらしてくれます。

さらに、カキ養殖に携わる漁師さんたちが1つ1つ心を込めて、手間をかけて育てているので、うず潮カキには海の栄養と旨味がぎゅっと詰まっているのです。

うず潮カキの酒蒸し 超簡単レシピ!

さて、大村湾の栄養が詰まったうず潮カキをおいしくいただくには!ということで、西彼町漁協職員の馬場さんオススメの超簡単レシピ「うず潮カキの酒蒸し」をご紹介します!

カキの酒蒸し:イメージ

1) カキの平らな面を上にして、鍋に重ならないように置いて、料理酒を入れる。

2) 蓋をして中火で10分程度加熱します。カキの口が少し開いてくるので、火が通ったら鍋を火からおろす。(*カキの大きさや数量によって火加減や加熱時間を調整してください)

3) ナイフを殻の隙間に差し込んで殻をはずし、器に盛り付けたら完成!

このたった3ステップで、おいしいうず潮カキを堪能できますよ!

栄養も愛情もいっぱい!

今シーズンのうず潮カキ

こちらは、栄養豊富な大村湾で、漁師さんが心を込めて育てた今シーズンのうず潮カキ!焼きたてをほおばると、ぷるんとした食感としっとり濃厚な味わいが口の中に広がり、思わず目を閉じてうっとりしてしまいました!

一般的に、カキは「海のミルク」とも呼ばれる完全栄養食品です。肝機能を助け、疲労回復効果のあるグリコーゲンや、貧血予防に効果がある鉄や銅などのミネラルを多く含み、亜鉛やタウリンなど、健康を維持するために必須の栄養素が含まれています。
七訂日本食品標準成分表でみる牡蠣(カキ)の栄養成分量はこちら

みなさん!おいしいうず潮カキを食べて、ミネラルと愛情を補充して、2023年も元気に過ごしましょう!

うず潮カキは、こちらで購入できます

【西彼町漁協直売おさかな処】
住所:〒851-3423 長崎県西海市西彼町八木原郷2017番地3
電話:0959-28-0017

【特産品直売所 よかところ】
住所:〒851-3504 長崎県西海市西海町木場郷490
電話:0959-32-1101