水産教室 in 西海市立大串小学校! 〜大村湾の環境と水産業を知ろう!〜

こんにちは、西彼町漁協です。

10月27日(木)、西海市立大串小学校5年生(12名・担任 山口由佳教諭)の子どもたちに水産教室を行いました!

今回は、大村湾の海や水産業のことや、海の環境をよくするためにどんなことがが行われているのかを知ってもらうため、県央水産業普及指導センターの安達係長と西彼町漁協の馬場さんが登壇。

社会の勉強で水産のことを習ったという子どもたちは、今日の授業をとても楽しみにしてくれていたそうです!

大村湾のことを知ろう!

まず最初に、安達係長から大村湾についてのお話です。

閉鎖的な内湾である大村湾の特徴、大村湾に棲むカブトガニやスナメリのこと。主な水産物と漁獲量、漁法の紹介、養殖のことなど、子どもたちも熱心に話を聞いてくれました。

大村湾の水産業の現状と問題点について、漁獲量が減っていることや漁師さんの減少と高齢化、漁場環境の悪化で赤潮や青潮が発生するしくみについてもお話がありました。

大村湾の環境をよくするために

さて後半は、西彼町漁協の馬場さんへバトンタッチ!

大村湾沿岸にある7漁協で結成された「大村湾地域漁業環境保全会」というグループが、大村湾の水質・底質の環境改善をしようと平成28年度から取り組んでいる「海底耕うん」についてです。

2月から3月ごろ、大村湾の中を1日45〜50隻の船が器具を付けて海の底を耕しています。これによって酸素が増えたり、海の環境改善が期待されます。

また、ナマコの資源を守るために時期を決めて取っていること、ナマコの稚魚放流のお話もありました。

いろいろお答えします!質問コーナー

最後は質問コーナーです!子どもたちが考えた質問に答える馬場さん。まじめな内容や小ネタに、笑いあり、驚きありで、子どもたちは一番盛り上がっていました!
では、いくつかご紹介します。

ーナマコはどの時期にたくさんとれますか?

西彼町漁協では、ナマコがとれる時期は11月15日から2月15日まで。この時期にしかとったらいけません。ナマコは寒くならないと出てこないので、1月後半から2月始めぐらいが一番とれます。昔は12月頃もとれていたけど、今は海水温が高くなってきて、とれる時期が少しずれています。

ーもし、釣りをしている時にスナメリが釣り針を飲んでしまったら?

これはよくないですね、事故として仕方ない。例えば、エギ(イカ釣りの疑似餌)のプラスチックを海に捨てると、私たちが知らないところでそういうのを食べた魚や生き物が死んでいるかもしれない。釣りをする時にゴミを捨てないとか、環境を考えてマナーを守ってくれたらいいですね。

ー大村湾で釣れた一番大きい魚は何ですか?

私が今まで見た中で一番大きいのは、3年前ぐらいに定置網に入っていた50キログラムのクロマグロで、市場に出しました。

もう1つは、6年前ぐらいに打ちあがっていたこれ(ハンマーヘッドシャーク)。大きさが2メートル80センチぐらいあったかな。稀ですけど、こういうサメもいるってことですね。

*馬場さんが黒板に絵を書き始めるや否や、男の子たちが「あー!ハンマーヘッドシャーク!」と反応してくれました!この絵でわかる子どもたちがすごい(笑)

ありがとうございました!

最後に、大串小学校5年生の代表数名が「僕は大村湾のことを知らなかったけど、魚がたくさんとれるし、ナマコもとってはいけない時期があることなどはじめて知りました」など、感想を発表してくれました。

今回の授業で、「身近な大村湾について今まで知らなかったことを知った」という子どもたち。釣りに行くときや海で遊ぶときに、この授業で学んだことを何か1つでも思い出して、大村湾の環境を守るということを意識してくれたら嬉しいなと思います。

大串小学校のみなさん、どうもありがとうございました!