うず潮カキのシーズン到来!のはずが、少し遅れてます。

こんにちは、西彼町漁協です。

冬到来。

いつもであれば、うず潮カキの収獲シーズンが始まり、おいしいうず潮カキを買い求めようと県内外から多くの方がいらっしゃるのですが、、、、。

残念ながら、今シーズンのうず潮カキは、サイズがまだ小さくて収穫量が少なく、出荷できない状態なんです。

みなさん、楽しみにしていらっしゃるところ、大変申し訳ありませんが、うず潮カキがお手元にお届けできるサイズに育つまで、どうか、もう少しお待ち下さい。

うず潮カキ、大きくなってね!

2021年12月に行われたカキ種配布の様子
1年後の2023年1月頃に収穫予定

今、まさに、収穫が待たれるのは2020年12月に配布されたカキ種が成長したものです。

宮城県石巻から運ばれてきた、約7万個のカキ種は大村湾で1年ほどかかって成長し、大きく育ったら収獲されます。

カキ種、見えますか?

貝殻のはしっこに乗っかっている、白いコメ粒のようなものがそうなんです。
本当にちっちゃい!

こちらは、少し成長したカキ種です。
なんとなくカキの形みたいに見えてますね!

1年ほど経つと、こんなに大きく成長して収獲されます。
はぁ〜待ち遠しい。

うず潮カキは、何故おいしいの?

大村湾は、佐世保湾を介して針尾瀬戸と早岐瀬戸のみで外海と通じる閉鎖性が強い湾です。

外海と比較すると、塩分濃度が格段に低く、加えて夏と冬の水温の差、つまり寒暖差が激しいという環境的な要因があります。

しかもカキ養殖に携わる漁師さんたちが心を込めて1つ1つ、手塩にかけて育てているから。

今この瞬間も、大村湾でじわじわと成長している「うず潮カキ」には海の栄養と旨味が、ぎゅっと蓄えられているはず!

超万能!カキのオイル漬け

今年は、じわじわとゆっくり成長しているうず潮カキ。
ベーシックな「焼きカキ」でもおいしく食べられるし、他にもいろんなお料理に大活躍する食材です。

中でも、超オススメなのが「オイル漬け」
ご家庭で簡単に作れるレシピをご紹介します。

 牡蠣のオイル漬け

【カキのオイル漬け・作り方】

  • ボールに水と塩、片栗粉をいれてカキをよく洗う。
  • キッチンペーパなどで水気をよく拭き取る。(これ大事です)
  • 塩コショウしてオリーブオイルを引いたフライパンで3分。
    動かさないで焼く。
  • 3分立ったら裏返して2分焼き、月桂樹、にんにくスライス、
    鷹の爪を入れたオリーブオイルに漬け込んで、出来上がり。

たった4つの工程で2〜3週間の保存が可能に。作り方も簡単で、うず潮カキのおいしさがいつでも味わえますよ!

そのまま食べても、パスタや、サラダにしてもgood!オイルの中でギュッとおいしさが凝縮されたオイル漬けは、普段の献立に大活躍です。

なにより、いつでもうず潮カキが味わえるのがポイント。

冷蔵庫の中の残り物、有り合わせの野菜やきのこと、さっと炒めるだけでも贅沢な一品になります!

うず潮カキが手に入ったら、オイル漬けを是非お試し下さいね。