今週は瀬川漁協です。
こんにちは。今週は西海市西海町にある「瀬川漁業協同組合」をご紹介します。
瀬川漁業協同組合(以下:瀬川漁協)は西海市西海町水浦郷にあります。
西海町の地域の方が組合員の登録をしており、現在は正組合員さんが約100名、準組合員さんが約50名ほどいらっしゃいます。
瀬川漁業協同組合
〒851-3511 長崎県西海市西海町水浦郷515
TEL:0959-32-0048
FAX:0959-32-0048
ではでは…瀬川漁協より、今回は
1:瀬川漁協でのメイン漁法は?
2:時期ごとにどんなお魚が獲れるの?
3:瀬川漁協に集まったお魚はどこで購入できる?
どこで食べられる?
の3本立てでご紹介します。
1:瀬川漁協のメイン漁法は?
瀬川漁協のメイン漁法は「地曳網漁(じびきあみりょう)」です。
なんと!まだ日が昇り切らない早朝4時ごろから、漁が始まります。
ひと網に17〜20名の漁師さんが一同に集まり、陸の方へ網を引っ張る「地引網」の漁法です。はじめは機械で網を陸へ引っ張っていきますが、最後は漁師さんの手で引っ張って、陸へ近づけていくそうです。
50年ほど前まではよく見られた漁法ですが、今では希少な漁法。
漁師魂が、伝統ある漁法を受け継ぎ、守っているんでしょうね!かっこいい!
地曳網漁は主に冬場が多く行われ、夏場は組合員さんが個人で一本釣りや底引き網漁をされているそうです。
2:時期ごとにどんなお魚が獲れるの?
今の夏の時期は「アジ」「さば」「うるめイワシ」など、底引き網漁では釣り用の「エビ」が獲れます。
冬場になると「カタクチイワシ」や「うず潮荒兜(あらかぶ)」が獲れるそうです。瀬川漁協では、漁師さんから買取ったお魚は生け簀(いけす)保存をして、生かしておくそうです。そして、生かしたまま新鮮な状態で販売をしています。
「カタクチイワシ」は地元の方からは「エタリイワシ」と呼ばれています。
通常はまぐろ漁のえさとして販売される「カタクチイワシ」ですが、食べることももちろん出来ますよ!そして、これが絶品!
ただ鮮度が落ちるのが早いため、出回っていない幻の魚とも言われています。
こちらの写真は瀬川漁協の生け簀です。
夏場は「アジ」「さば」「うるめイワシ」が泳いでいるかも?
では次に主な販売先などを詳しくご紹介していきます。
3:瀬川漁協に集まったお魚はどこで購入できる?どこで食べられる?
瀬川漁協では、漁師さんから買い取ったお魚を生け簀に保管しているので、そこから直接購入することができます。生きたまま購入できるので、それはそれは新鮮ですよ!
ただ…魚を捌くことが苦手な方には、食べるまでには少々時間がかかるかも。
捌くことが苦手な方は、漁師さん自らが特産品直売所「よかところ」で販売しているので、そちらで購入するのもいいかも!
特産品直売所「よかところ」
〒851-3504 長崎県西海市西海町木場郷490
http://www.yokatokoro.jp/
いやいやいやいや…そもそも、魚料理が苦手なんです…という方は、おいしい魚料理が楽しめる飲食店が西海町にあります!
「笠やま」や「海の家 船番所」で美味しく調理された新鮮なお魚を食べちゃいましょう。どちらも生きたまま仕入れているので、新鮮さはピカイチです。
〒851-3422 長崎県西海市西彼町小迎郷1574-1
旬菜魚酒 笠やま
各漁協、それぞれの取れるお魚や販売方法などが色々ありますね。
ドライブがてらに漁協巡りをしても楽しいかもしれませんね!
来週は西海大崎漁業協同組合の紹介です。どうぞお楽しみに〜!