夏場はこんなお仕事しています。

みなさん、こんにちは。今週は瀬川漁協からです!
非常に暑い日が続いていますね…
こんな時は氷や冷凍庫に入りたい!!っと思ってしまいます。

ご覧ください!どーんと大きい箱型の建物。こちらは瀬川漁協の製氷機です!

一般の方もこの巨大な製氷機が作った氷が購入可能ということで、釣りをされる方やご近所の方が購入されて行くそうです。
この夏場はとても活躍しそうですね。

夏場のお仕事



さてさて前回のメインは、瀬川漁協のお仕事や漁協で獲れたお魚はどこで食べれる?などをお話しましたが覚えていらっしゃいますか?
瀬川漁協では、冬場になるとうず潮荒兜(あらかぶ)の漁が始まりますが、じつはその漁のためにある準備が必要になるのです。

それが「稚魚放流」です。
みなさんご存知だったでしょうか?
(私は知りませんでした…)

先日、その「稚魚放流の様子をぜひ見学させてください!」
と時期を確認したところ…
残念ながら6月にすでに終了しておりました…見れなかった、悔しいです!

思わず瀬川漁協からの海を眺めて、ぼーっとしちゃいました…


でもお話はお伺いできましたので「稚魚放流」についてご説明させていただきます!

稚魚放流には毎年、西海東小学校と西海北小学校の5年生の生徒たちが総合学習の一環として参加しています。

今年は、6月5日と12日の2日間に分けて稚魚放流を行い、5日に西海東小学校の5年生、12日に西海北小学校の5年生が参加しました。

船に乗り、たくさんのうず潮荒兜(あらかぶ)の稚魚を放流したそうですがその数を聞いてビックリ!放流された稚魚はなんと2日間で合計4万匹!!

たくさんのうず潮荒兜(あらかぶ)の稚魚が放流されて行きました。


稚魚放流が始まった背景とは。

ではなぜ稚魚放流が始まったのでしょうか?

それは卵のまま海にいると、大きい魚の餌となってしまい成長しないからだそうです。。。
なるほど、少しでも多くの魚が成長するようにと稚魚放流を始められたんですね。

写真はイメージです。



このように稚魚放流などの体験が出来るのも、身近に協力していただける瀬川漁協や漁師さんがいるおかげですね!
さすが自然が多い西海町ならではです!!

山と海に囲まれたこの景色!も何とも言えません。



そして瀬川漁協では、うず潮荒兜(あらかぶ)の他に
5月には水イカやコウイカなどが卵を産み付けられるように
イカ芝の準備をされるそうです。

イカ芝とは?
たくさんの木や枝を沈めて卵のお部屋を作っていくそうです。
磯焼けなどが原因で、卵を産み付けれる場所が減っているため
木や枝を磯の代わりに沈めて、イカの産卵場所を確保していくそうです。
なるほど、なるほど!

こうやって冬の漁に向けて、瀬川漁協と漁師さんは協力しながら様々な準備をされているんですね。
今週も色々と勉強になりました!!
ありがとうございました。


来週は西海大崎漁協からの配信です。
どんなお話が聞けるか今からワクワクですね。

どうぞお楽しみに〜!