ヒオウギ貝の出荷に密着!
みなさん、こんにちは!
西彼町漁協のヒオウギ貝は、もうお召し上がりになりましたか?
7月の「西海市土曜朝市」で無事にデビューを果たし、その後ローカルテレビでも紹介されるなど、おかげさまでヒオウギ貝の認知度が徐々に上がっております。
いつも応援ありがとうございます!
ということで今回は、ヒオウギ貝が直売所にどうやって出荷されているのか。
一般の方にはあまり知られることがない、出荷作業の様子をご紹介します!
早朝の出荷作業
8月中旬。夜明け前の真っ暗な中、明かりが灯る西彼町漁協の作業場では、漁師の尾﨑伸也(おざき・しんや)さんがすでに作業にとりかかっていました!
普段はカキの養殖をしている尾﨑さんは、西彼町漁協の強力な助っ人としてヒオウギ貝の出荷にも取り組んでいます。
さて、ヒオウギ貝出荷の主な作業は4つ。
・ヒオウギ貝を手作業で袋詰め、
発泡スチロールの箱(以下、発泡箱)に入れる
・翌日出荷分を養殖いかだから引き上げて、
水槽に移す
・出荷分の発泡箱と活魚コンテナを
トラックに乗せる
・出荷先への搬送と荷下ろし
ちなみに、この日の出荷先は
「西彼とれたて処」と「長崎西彼農協 グリーンセンター」
でした。
新鮮すぎる証拠!
袋詰めの作業中、カスタネットのように「カチカチッ」と聞こえるのは、ヒオウギ貝が開いたり閉じたりする時の音。
これがまさに新鮮さの証拠、元気があるということなんです!
新鮮さ抜群のカスタネット演奏をBGMに、手際よく、かつ慎重に袋詰め作業が進みます。
「こいね、ビビりながら作業しよっとよ」と、子どもの頃に指を挟まれた痛い思い出があるという尾﨑さん。厚手の手袋は必須アイテムです!
袋詰めをしたヒオウギ貝は、鮮度を保つため保冷剤と一緒に発泡箱へ。
作業が終わる頃、周りが少しずつ明るくなってきました。
翌日の準備を整える
次は翌日出荷分の下準備です。
養殖いかだに沈められたヒオウギ貝入りの丸カゴを手作業で引き上げ、フォークリフトで作業場まで運びます。
ヒオウギ貝を丸カゴから取り出し、鮮魚コンテナに移して水槽で保管します。
これで翌日の準備が完了!
直売所へ出荷します!
早朝からの出荷準備を終え、西彼町漁協の輸送トラックで直売所へ運びます。
尾﨑さんは、このヒオウギ貝の出荷作業を一人でこなしているんです!
西彼町漁協を出発してから約10分。最初の出荷先である「西彼とれたて処」に到着しました。
トラックの荷台から鮮魚コンテナを下ろして、お店の中へ搬入。
鮮度に気を配る尾﨑さんは、鮮魚コンテナからヒオウギ貝を手早く、ていねいに水槽へ移し「ここの水槽は温度管理がきちんとされているけん、安心してヒオウギ貝を出荷できるとさ」と話します。
店長さんと翌日の出荷数などを打ち合わせを済ませて、次の出荷先へ移動です。早朝からの作業、大変お疲れ様でした!
売り切れ御免
こうやって、新鮮なヒオウギ貝が連日出荷されています。
8月6日から発売を開始したヒオウギ貝は、おかげさまで残りがわずかとなってきました。(ご購入の際は、取り扱い店へ在庫の確認をおすすめします)
もし、今シーズンを逃してしまった!という方。来年の夏を楽しみにしていてくださいね!
お問い合わせ先
西彼町漁業協同組合
TEL: 0959-28-0017
FAX: 0959-28-0463
〒851-3423
長崎県西海市西彼町八木原郷2017-3
お取り扱い店
西彼町漁協のヒオウギ貝を1セット20枚入り1,500円で販売しています。
(在庫については、各店舗へお問い合わせください)